出発点、熊野市駅
昔三重県に住んでたんだけどね。なかなかここまで来ないな。
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昔三重県に住んでたんだけどね。なかなかここまで来ないな。
国際的にはいろいろあったが、海への祈りみたいなものが感じられる土地。
日本人は、もともと少しずつ鯨を食べていたわけで。ほかにタンパク質がないからね。
幹線道路ばかり走るのは嫌い。だからこんな細い道をよく選ぶ。ちょっと古い町が好きだったりするのは年齢がなせるノスタルジーか。
宮崎の、鬼の洗濯岩のような地形が続く。遠浅で会ったが故、トルコからやってきたエルトゥールル号は座礁したということか。
くしもと大橋、らしい。ここを渡ると、エルトゥールル号乗組員が救出された方面に行ける。
トルコの友人たちに敬意を表して、トルコ記念館へ。ただ、時間がなくて入れなかったんだよね。あと、串本大橋の先の道は、大変なアップダウンで困窮したww バイクで行く人は要注意。
自分と付き合いが長い人は知っている通り。オレはだいたい、さきっちょやら、てっぺんやらにやたら行きたがる。なんだか、行く理由ってないけど折角だから行くよね。で、行ってみたらこうだったりする。潮岬灯台。
隣に既に新しい橋が架かっていて、壊されるのを待つ橋。なんだか退廃的な美しさが、と思ったんだけど画像にしたらそうでもないな。とほほほー。
すでにあたりは暗くなってきていて、先を急ぐ。ルート上に南紀白浜温泉があるのは知っていたが、生まれて初めて通った。とても素敵な町で驚いた。ただ、走りながらだったのでいい画像がなく...
明るいうちに行けるかな、と思いながら走ってきた円月島。間に合った。素敵なたたずまい。そして...
なんと、曇っていたのに晴れ間から夕陽が。美しい。しばらく見とれる。ほかにも、車を止めて思わず画像を撮る人たちも。素敵だわ(うっとり
リゾートホテル ルアンドン白浜という宿だったようだ。リゾートアパートメントみたいな宿で、いい感じだ。風呂が湾に面していて眺めがよいが、油断すると向こうから丸見えだ。もっとオレを見てくれ!という人におススメだ。
これ、やっすいスピーカーなんだけどね。この2015年現在はまだ小さなBluetoothスピーカは良いものがなくて、このバッテリー駆動のスピーカを持ち歩いていたけど、パワー不足で走りながらでは風切り音で聞こえず。ウェアも洗って干してるし。充実。
明るいとこんな感じ。素敵。
白浜の市街地を抜け、紀伊山地へ。徐々に深いところへ入っていく。緑が濃い。川がきれい。
さらに山地の中央へ。
行こうと思っていたら、調べ方が甘くて、土日しかやってなかった。確かこれ、金曜日に走ったような気がする。
美しい流れ。
トンネルを抜けると、もう一つのトンネルに吸い込まれるようなルート。景色もきれいだし、なぜかこんなクソ田舎なのに道路工事後で路面もきれい。
大雨が降ると、濁流が流れるのだろうね。なかなか、平野では見られない。さらに紀伊エリアはとても降水量が多いところ。元三重県民としては小学生の時に習った気がする。
これも今回の目的地の一つ。北山村。三重県と奈良県に挟まった飛び地という位置だが、その下流は和歌山県だ。この地は、今までの結びつきから自ら和歌山県であることを選んだ。家具を作るための木材を和歌山に供給していたらしい。なお北海道は、市町村単位であれば飛び地がたくさんあって、これはこれで驚く。神奈川県町田市みたいなのがたくさんある(違)
これも目的地。
すごい地形だけど、これはもう駅のすぐ近く。紀伊半島、1泊2日、精神開放の旅は終了。ああ、一人でバイクでうろうろするのはいいなあ。ちょっと1日目がハードだったけどね。