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Jagwireなど |
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わざわざワイヤーで1ページ。 過去使ったことがあるシフトのアウターワイヤーは3種類。シマノの純正(正確には黒とグレイがあったような?40とか41とか?)、Clarks、ジャグワイヤ。アウターワイヤーの仕上げ、実は難しい、というか奥が深いというか。ブレーキワイヤーは、これらに加えてSTARTEKのホログラムってのも使っている。MTBのディスクブレーキのフルードラインはシマノの黒ね。 現時点では、ジャグワイヤが個人的には買いと思っている。当然だが、まず見た目。なんだかややこしい素材感を出したものがあって、これらがなかなか格好良い。スカルペル、Fuelには金色を配した。なかなかイヤラシく、よい感じだった。Foesには、Copperカラー?のようなタイプを採用、これはもう廃盤かな。右図。他にも、なんだかメカメカしい色がある。もちろん、プレーンな普通の色も複数揃う。 そんな中、きらきらシルバーのclarksを購入。値段は、インナーやインナーカバーのチューブやらフルセットで、まあまあの金額だったような。Jagwireと同じくらいか。 ところでワイヤーの施工。最初は、シマノのSPなんとやらで、ぞんざいな扱いをしていた。たいして切れもしないニッパーやらで、1回では切れないので3-4回にわたってぶちぶちとなんとか切断。アウターの切った後は成型する気もなく、しかしアウターキャップに入らないのでそれなりに真円に近くして、アウターキャップに突っ込んでいっちょあがり、としていた。それでもさすがシマノなんでしょう、特にトラブった経験はない。金属以外に、樹脂部分も一定の硬度だからか。 ところが、インナーの初期伸びを取っても、ちょっとずつインナーケーブルが延びるような感じで、時々調整が必要となる。これはアウターの両端をまっすぐに切らないと、その分凹んでしまい、その分アウターが短くなるため。これに気付いて、カッターをきちんとしたものを購入。斜めに切ってしまってもやすりでまっすぐに仕上げるようにした。これで、これらから解放される。ジャグワイヤも、シマノ同等で特にトラブルはなし。 クラークスでは、Campeonでトラブルを経験している。構造的なものか、自分が買った固体における偶発のものかは定かでないが。まずアウター自体、全体的にしなやかだったと感じた。つまり、やわらかい。ばりばりのアウターのカッターで丁寧に切断し、やすりで仕上げて、組む。前後ともばっちりセット、初期伸びをぐぐーっと引っ張って取る。ワイヤーを張りなおし、その後アジャストボルトでテンションを調整していく。いくらやっても、フロントシフター側が妙にずれる。なんでだ?とチェックしたら、アウターキャップの中でアウター先端がひしゃげていた。ロングライド前日だったので焦るが、ジャグワイヤのMTB用ゴールドの切れ端が残っていたので入れ替えて事なきを得た。なお、Jagwireではロード4mm、MTB4.5mmらしいが、問題なく使用。その分ちょっと重いんだろうけど。 続いてレース中、今度はリヤの変速位置が決まらなくなってきた。走りながらごそごそとアジャスターを回すが、ずれ続ける。帰ってきてばらしてみると、アウターキャップの中で、アウターの中に仕込まれている針金?というか金属が両側からどばばばっとはみ出していた。ってことは、樹脂部分と金属部分の固着がうまく行っていないのかなあ。 結局、似合わないがCampeonは、全てTrekやScalpelの切れ端である4.5mm金色のアウターを使用、全く問題なく使えている。色が合わないからそろそろ買い換えるか。 ブレーキについては、STARTEKというブランドのものを使用。当然、見た目でチョイス。問題は発生していない。しかしこれ、300円くらいと激安だったよなあ。きらきらでステキよ。
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Jagwire Link |
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そうそう。Nokonのワイヤーを使ってみたいと思っていた。見た目がそそられるじゃん。でも、セッティングが面倒だとの情報。うーむ。 と、迷っていたら、いつの間にか俺の好きなJagwireから出ていた。Jagwire Link。 MTB Brake,Shift,Road Brake,Shiftと、必要な物が全て揃っている。ここに書くつもりじゃなかったから、あんまりImageがないけどね。 さて、こやつをRoad/Shift,Brakeに。続いて、MTB/Shiftに使ってみた。セッティングだが、Imageを撮り忘れたものの、通常のアウターワイヤーと比較して簡単にセットできる、気がする。通常のアウターだと、ごつい専用カッターでぶった切ったり、また中身の真円度を出すため整えたり、やすりで出来るだけ平らにしたりと、細かな努力が必要だ。 ところがこやつは、中身は簡単に整える必要があるが、それ以外は本当に楽。 上に書いたClarksのワイヤーのはみ出しは、決してClarksが悪いだけではなくて施工にも問題があるはずだが、通常のものなら多かれ少なかれなっちゃうみたい。ところが、このLinkのl構造だと、そうならない。まあ、経年劣化でどこかつぶれちゃったりするとどうしようもないけど。 色は銀、金、赤、黒から選べる。 さて使用感。ロードは、TiのMerlin CR-Worksに。当然、10年経ってもばりばりよ、の、Dura-Ace7800だ。それまでは、Jagwireの、上記にあるような普通のケーブル。これはこれで、問題はなかった。今回このLinkに換えたら、非常に軽いタッチ。 もともと付属されているインナーワイヤーはテフロン仕上げのタイプで、すべすべ。不要と思ったが、水対策でDuraグリス。 たぶん、滑りがいいことに加えて、アウターが伸び縮みしないことから正確なタッチになっているのだろうね。非常にかっちり決まり、ブレーキもどれくらい弾いたらシューとリムが接触しそこからどれくらい引けばどれくらいブレーキが効くかが非常に良くわかる。バイクに乗るのが楽しくなる。 ブレーキでは顕著だったが、シフターも悪くは無いがブレーキほど感動的な違いはなかった気もする。が、これはこれで非常によろしい。もう1台のParisは従来のJagだが、明らかに違うもんね。 MTBについては、ブレーキはもともとオイルだから関係なし。XTRなので、これ以上はない快感ブレーキだ。シフターだが、XTRではなくXTとの組み合わせ。フロントは2枚で使っているが、恐ろしく軽い。びっくりできる。こりゃいい。リヤは、びっくりするほどのことはなかった。軽くはなっているが、たぶん山に行ったときに、またはある程度時間が経ったときに、その恩恵があるのかな。 というのは、MTBのリヤディレイラーはチェーン暴れ対策なのか、スプリングが強い気がするんだよね。だから思ったより軽くはなっていないかも。 見た目も変化があるので、お勧めです。 あ、ただし、もしかしたらシマノの11速用コーティングされたインナーに、最新の11速コンポなら、ここまでやらなくてもよいかも。
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オマケで、フロントフォークのロックアウトにも使ってみた。 Dura78だと、こんな風に目立つ。 アップ。 チタンには、結構このシルバーはよいかも。 後ろ。 |
15/12/19