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Funride Presents 富士チャレンジ200
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09/8/5だったかこのサイトにも富士MTBサマーキャンプのことを書いているが、それは自転車雑誌「ファンライド」主催のイベントだった。王滝対応のトレーニングとして出たわけだ。出たはいいが、ファンライドのイベントの運営、いいなぁと思った。今年はあと何が残っているのかを確認したら、このイベントがあった。ロードのレースは出たことないからちょうどいいや、距離は200は7時間という制限に間に合いそうにないから100kmだな、と、手帳に書き込む。見ていると、runnetなる、funride発行元である(株)ランナーズのサイトから登録してエントリーしてね、エントリーは8/5からだよ、ということだったので、たまたまその日は名古屋から東京出張。新幹線はN700なので、iBook G4から申し込む。すると、既に200kmはいっぱいです、というメッセージが。へぇ。凄いね。100kmはすんなり申し込めたが、そのあと見たら「間もなく締め切ります」とな。帰りに見たら、「締め切りました」になっていた。人気だね、このイベント。 雑誌の出来としては、内容は濃いが洗練されてない。逆にそこが魅力?現行79Dura-Aceが出た時、一番写真にページを割いていたのはファンライドだ。オレはそれを食い入るように見つめたものだった。洗練度はバイシクルクラブか。全般的な有用性はサイクルスポーツ?製品のImageを含めてじっくり研究したいときはファンライド、というイメージがオレにはある。(なおオレは結局毎月買うのは今はサイスポ。以前はバイクラだったが。)でもMTB系の記事が一番多いのはバイシクルクラブだね。 ということで、無事出場。 準備事項、機材、装備実際は...特になし。MTBの場合はトラブル対策やらで多くのパワーを使うが、ロードバイクは富士エコサイクリングでも書いたようにその辺が楽だ。シフターはMTBも同じだが、ブレーキは単純だし。ただし、逆にポジションなどを変えずに乗るわけで、きちんとセッティングが決まっているかで快適に過ごせるかどうか決まってしまう気がする。特にポジションは大切だなと思う。サドル一つでもそうだよね。 少し前にタイヤがバーストしてしまったので、新品のミシュランPro3Raceを装着、これは2回程ロングライドで使い皮をむいておいた。あとはワイヤーにグリス、各部位の掃除などで信頼性をup。シフター関連を慎重に調整、「シフトアップが確実」よりは「シフトダウンが確実」な、少し張りを強めにしたリヤディレーラーのワイヤ。 100kmということで、距離/時間はたいしたことがないので、念のためボトル2本、またパワージェル2本+アミノバイタルスーパースポーツをフラスコに注入。それと別に、最近お気に入りのカーボショッツのカフェイン入りを1本、チームジャージのポケットに入れる。前3日は酒を控え、炭水化物を食えなくなるまで食った。四国の山々を自転車で走り、前の週は稲武まで135km。だいたい出来ることはやったかな。サドルはアリオネではなく、スペシャライズドtoupe gelとした。あとはCampeonのページ通り。CateyeのV3の心拍センサーが先日バッテリーが終わったので、念のため本体と速度/ケイデンスセンサーのバッテリーも入れ替えた。 移動最近、バモスで御殿場へ走る機会が多い。今回もそうだ。費用を浮かせるため、移動は金曜夜中ではなく、あくまでも日付が変わってから。前の日はとっとと会社の仕事をストップし(といいながらウチのメンバーは全員出張だったので青筋を立てながら仕事完遂)、早々に家へ。スーパーで食べ物、アクエリアス、水を仕入れる。それらをカンピオンとともにバモスに入れる。工具、インフレーターも念のため積む。 移動は単純に名古屋から御殿場へ東名にて。前日は10時に寝て、当日朝1:15起床。3時間睡眠、1:45に名古屋出発。 右のImage参照。 見ての通り、20-30分程度中に入るのにかかったが、それほど大渋滞、という雰囲気でもなく、淡々と駐車場への順番待ちという感じで流れていた。駐車場は誘導員がいて、スムーズに入っていた(ゆっくりだけどね)。大所帯のチームの人たちなんかは、場所取りで大変だったんじゃないかな。オレみたいにひとりだと、ピットの一角に椅子を置いて終わり、でした。 会場の様子サーキットのスペースを有効に使った形。ピットがあるから、そこにカテゴリー毎に参加者を割り振っていた。オレはたまたまソロ100kmの33ピット、というところだった。 ピットは場所の取り合いも考えられたが、ソロ部屋なのでそうでもなかった。身内同士のところも、コンパクトにまとまって行動していたので余裕あり、だった。団体部屋は見ていないのでよくわからん。 サーキットは当然、路面のフラット度は高いので、路面を気にする必要はない。また富士スピードウェイは数年前にトヨタ資本になるとともに大改修をされたと思うが、建物も全般的に新しいし、気持ちがよい。コース自体は、鈴鹿などと比べて単純というイメージがある。しかしながら、後半は細かいコーナーが連続するのに加えて全般的にアップダウンが大きい。昔からビデオ/DVDのベストモータリングが好きでよく買って見ていたが、オンボードビデオを見ていると最後「峠を登って行くような感じ」だったのを思い出した。あー、こりゃきついわな。 コースそのものは、http://www.fsw.tv/3ch/3_1guide/index.html ここからたどってオンボード映像をご覧あれ。試走は7:00から7:45まで。2周してみた。最初は体と機材の様子を見ながら、インナーローでウォーミングアップ。2周目はもうちょっとスピードを上げてコーナリングやブレーキングの確認。 メインストレートから第1コーナー、この第一コーナーから下り始める。ここから100Rを曲がるまで、如何にスピードを殺さずに行けるかで随分タイムが違うはず。100Rの次少し登りになる。ヘアピンに辿り着く頃はすっかり減速が終わっていて(とほほ)、ヘアピンは気を遣う必要なし。ここから300R、ダンロップ、13コーナーまでこれも一気にスピードをのせていく。13コーナーからは峠の登りなので、無理せずインナーローで登って行く。 流れとしては、パナソニックコーナーを登り切った時に、後ろについて行く人をさっと見つけて列車に飛び乗りストレートを駆け抜ける。誰もいなけりゃ、とにかく頑張る。いつの間にか自分の後ろに集団が出来ていてこれも楽しい。その流れのまま第1コーナーへ。実際、ヘアピンよりもきつい27Rであり、さらに少し逆バンクになっているので慎重に減速。必ずここは健脚の人が飛ばすので後ろに着いたりしながら、アウタートップの全開で漕ぎまくり、コカコーラコーナーで減速しないように100Rまで。ヘアピンまでは登りなので勢いで。ヘアピンから13コーナーまではこれも誰かとともに全開。という感じでぐるぐる回ったわけだ。
レース本番今回は、ロードレースとしては初参加であったので自分の実力がわからん。上から1/3の順位、また平均巡航速度を30km程度とし、3:30でのフィニッシュを目標とした。 同時に2000人以上がコースインする、ということだった。正確にはよくわからないが、ソロ200kmが1000人、ソロ100kmが611人、またチーム戦の耐久がこれも数百組はあるからね、スタートはなかなかの人数。広いコースが自転車で埋まる。幅だけでなく前後の距離もなかなかだぞ。特に前後の位置取りは気にせず、適当に並ぶ。後ろの方になったかな?と思っていたら、まだまだ人が沢山出て来て結果ぱっと見真ん中あたり。最初の一周はローリングスタートで、ゆっくり動き出す。本気モードの方々は前の方に行っていたようで、スピードはゆっくりながらばらけてくるので少し前に出る。1周目の300Rあたりで完全にばらけたので、ここら辺から一生懸命モード(下記の通り、タイムも実周回と変わらないし)。そのまま2周目の実質スタートへ。 冒頭書いた通りのイメージで走る。意外に、走っていると同じレベルのライダーが固まってくるというか、毎周一緒に回るような感じになってくる。ストレートは単独で走る周もあれば誰かの後ろのケースもあり、1コーナーを回った所で自分より速い人にとにかく食らいつく。するとヘアピン手前まで一気に走ることになる。ヘアピンを抜けての下りも、頑張って食らいつく。120%のパワーで誰かに追いつく、なんてことを繰り返す。いいペースで13コーナーに突入するんだが、仮に前を走っていてもさっとベストのラインを譲る。オレは登りが遅いからだ。そこで、後ろにいた人がどーっと抜かして行ってしまう。ま、それでも今回は脚力的には頑張ったと思うが。
もう一つ面白いのはトップ集団だ。トップ集団には先導のモーターサイクルが入る。クラクションを慣らしながら通るのでイン側を譲る。すると、そこにNippoの選手、スペシャライズドの竹谷選手、その他有力な方々がずどどどど!と通り過ぎる。ココを見ていると楽しい。世界が違うので傍観者のようになってしまう。ファンライド編集部のお二方もここに入っていた。すごいなあ。結局、わずか3時間の間に5回くらいラップされてない? オレはと言うと、今回は3時間半ということをイメージしていたので、気温は低いがボトル2本。トイレに寄らなくて済むかな?と思ったが、12周目にピットイン、トイレへ。また22周きっかりで終えるつもりだったが、思わず22周目にピットインせずにそのままメインストレート方面に走ってしまったので、もう1周走らざるをを得なくて(ははは)23周。周回結果はネット端末で出てくるものと思い受け付けに行くと特にないとのこと、携帯で確認。(そのURLを最初から配布してくれていたらよかったのに、と思ったが)22周と表示されている。よし、完了。ちなみにボトルは1本は手をつけず。 レース中は周りを見ると、意外にも多数マシントラブルが発生していた。タイヤのパンク、またチェーン脱落。サーキットとはいえ甘く見ては行けないようだ。チェーンはオレも1回だけ外側に落としたが、いつも通りインナーにシフトして漕いでいれば戻った。 落車も結構発生していた。救急車が数回出動していた。接触、コーナーなどだと思う。直線でも落車が発生していたことも。60km/hでこけると鎖骨は折れるなあ、怪我注意、と思いながら走ったりする。こちらは怪我が出来ないのでね...。 また気をつけなくてはならないのが落とし物だ。走りながらの栄養摂取は当然難しいわけで、複数のものをジャージの後ろポケットに入れている人が、一つだけを取り出したつもりが一緒にばらばらっとばらまいてしまったケースが多そうだ。沢山のカーボショッツなどが落ちていた。拾って飲んじゃいたいところだがそうも行かない。コーナーでスピードが乗っている時に踏むと大変。また、ボトルを時として落としてしまう人も。王滝でボトルが落ちるのは仕方がない、というか振動ですっぽ抜けるんだが、ロードの場合は手元から滑り落ちるケースなわけで、1回だけボトルは踏んだなあ。前の人がサインを出してくれたので心構えだけで乗り越えた感じ?自分も気を付けてボトルなどは扱った。 レース結果公式結果(多分速報値) 70位/611人 なお手元タイムなどは1周多く走っていて: 23周:2:54,102.78km,1445kcal,av35.3km/h,156bpm,87rpm,max65.5km/h,177bpm,125rpm,150-130bpm 22%,over75%(笑),under3%
実は18周目、残りわずかだから頑張ろう、力を出し切ろう!と思って最後までぐいぐい行こうと思った。確かに18周目はタイムも伸びたしスピードも上がっている。しかしそこで足が終わってしまい、その後は見ての通りのタイム...。体的にはそんなに疲れていないが、足の筋肉だけが明らかに完了。特に最終の22周目で8分台に落ちているのはいただけないねぇ。12周目はトイレに行った。 公式リザルト!(091115)ていねいに、完走証と公式タイムが送られて来た。素晴らしい。さて中身は? ありゃ、宮崎のレースに続いてまたもウソが(ほほほ)。70位はクラスでした。総合では73位とな。女性がオレよりも前を3人走っていたのね。周回結果は手元タイムとほぼ一致だね。 帰路レースが終わってから、色々ブースを見て歩くつもりでいた。小山町観光局のところでぜんざいを配布していたので、戴く。各ブースを物見遊山でまわったが、特にここで買っておくべきものもないので、とりあえず撤収。 今回はそれほど荷物は多くないので、チェアの袋を背負い、その他の荷物を手にぶら下げ、バイクを押して駐車場へ。まだ200km、7時間耐久の方々は走っていて、加えて荷物を積んでいる時に4時間耐久のカウントダウンをやっていたのでまだクルマが動き出す気配は少ない。ピットの状況も特に変わらない感じだったので、混む前に出て来たわけだ。 実質、9時にレースが始まり12時頃完了、ぶらぶらして1時ごろ現場を出発。ナビの案内では17時頃には着いてしまうということだった。静岡に入って眠気が出て来たので20分睡眠。これ以上寝ると起きてもきつい状況になる。そりゃ昨日3時間睡眠だからね。その他ちょこちょことストップして水分を買ったりする。その後は、毎度の蒲郡-豊田IC間の渋滞。1時間くらいかかった。これ、合流とかではなくて湖仏トンネルと同じようにアップダウンによるものかも。逆に、豊田を抜けた所で電光掲示板に「渋滞終了、加速願います」と、しっかり走らんかいとの叱咤(笑)。18:30ごろには無事帰着。 本当は、車中泊して富士山5合目まで行きたかったんだが、ココ3ヶ月はイベント目白押しで金がないので、余計な所には行かないことにした(情けなし)。次回はゆっくり富士山5合目に...。 終わってみていやいや、面白かった!なにが面白かったって、いい大人がこれだけ沢山集まって、わしわしと自転車を漕いでいるというのが面白かった。王滝だったら、アドベンチャーとして「完走」というのが目標として存在するんだが、なんとなくそう言う感じじゃないというか。また今回の1コーナーを抜けた所に代表されるスピード感は最高だった。登りはつらいが、王滝よりまし。駆け引きという程でもないんだが、誰かの後ろに着いて行こうということでその相手を捜す?など、ゲーム性もあった。あまり大きな集団では走らなかったが、縦一列でずごごご!と突き進む感じはMTBにはないと思った(一流のMTBの世界にはありそうだがわしゃ無縁)。 また、障害物などを気にせずに延々と走り続けることが出来るのも魅力(他車や落とし物は注意)。MTBだと路面やら石やらに注意を払うが、あまりその必要はなく、その分周りを観察出来るのも魅力。機材、ウェアなど。BSアンカーの紫色っぽいのが数台あったけど格好いいね。また、お揃いのチームジャージの人たちもいたが、お店のロゴなどでセリフ文字だったりイタリックだったりすると、読めない。折角デザインがいいものなのに、文字が読めないのは勿体ないかも。うちのジャージも文字が多いが、その分誰にでもわかるロゴを目立つとこに入れているのでそれを読んでもらえばOKな作り方にしている。 もう一つ、女性が多い!いや、絶対数はそうでもないが、沢山元気に走っている。素晴らしいことですな。ということで、100kmを笑顔で走ったオレだった。 目標を上回るスピードやら順位やらだったのも自己満足ですな。ただし課題は明らかに脚力。今回、心肺機能は全く問題なく、体にも疲労はないが、足だけ終わっていて歩くとよろけるほどだった。ということは完全燃焼はしたわけでこれはこれでよいが、最近脚力を鍛えるべく色々やっているのにまだまだ、ということもわかった。精進します。持久力はあと少し伸ばせると思うが、脚力は限界かな? 折角なので来年出られれば200kmを狙ってみたいが、その前に春のチャレンジXの7時間耐久でどれくらい走れるか試してみたいね。この冬は、LSDではなくひたすらがしがしとペダルを踏むしかない?しかし多くの人がリムハイトの高いホイールを使っていたね、物欲が...
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11/07/07 Update