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Funride Presents グランフォンド八ヶ岳
11/10/02

あまり出る気はなかったが...

金がない。だから出る気はない。山岳なんぞ、名古屋市内から中津川までR363を走ればお腹いっぱい。八ヶ岳は120kmしかないが、中津川往復したら150kmだ。と、思っていた。しかし富士ヒルクライムでオレの兄と坂バカ君がビールを飲みながら意気投合。どちらかというと、兄が言い出しっぺだ。まー、成り行きから付き合うしかない。

ついでに、チームのサイトで「行く人いますか?」とやったら、結局全員で7人も集まってしまった。普段のトレーニングでは、最近7人は集まらん(汗)。

エントリーフィーは確か7500円だとか。

出発-現地

前日11:30、名古屋市内集合。クルマは2台。exitくんは遅れてくるのでバイクだけ預かっておき、男6名、バイク7台分乗で現地へ向かう。オレのバモスは中央自動車道の坂がしんどいので、オレの兄のエリシオンと坂バカ君のエアウェイブ。快調に走り現地。

最近のイベントでよくあるように、これは地元と条件面でバーターだと思うんだが受付は前日よ、という形だ。ちょっとな、と思う面もあるが、地元に金を落とすのもイベントの役割だよ、ということなんだろう。王滝なんぞは当日朝でも受付をしてくれるので、これはガチンコでやるよ、という宣言でもあると思ったりする。

で、現地。和やか、にぎやかな感じだ。会場もいいよね。お店は大規模ではないが、メインスポンサーのピナレロはなかなかの物量の展示で試乗車もたくさん。以前はピナレロだけだったようだが、今回はインターマックスも。今中さんを引っ張りだすには、そりゃ必要でしょう。試乗車はそれぞれふんだんに用意されていたようで、多くの人が結構な坂(汗)で試乗していた。他のポイントは...パワークランク、3本ローラー、ピナレロの記念ジャージ、DT SwissのMTB用ホイール、IRCのMTB用タイヤ、ミトス。チェックしようとしていたKool'n Fitは出展なし。結局そこで2時間くらい遊んでいた?ってことは、メンバーにとって充実した出展/出店だったと言えるんだろうね。

今回特にぐっと来たのはピナレロの記念ジャージ。オレはTeam Eyeball Father、つまりキタロウの目玉親父ジャージを勝ったばかりなのであきらめたが、うちのITリーダーが購入してた。あのデザインで8500円は買いじゃないか?

今回は兄:Pinarello Paris Carbon、exit:Pinarello FP5、うえすと:コー、番長:カスタムのCr-Moダブルレバー、坂バカ君:Trek、ITリーダー:Orbeaオルカ、オレ:Foes ProLiteとなっている。ロードでは当たり前なので、MTBにブロックタイヤにしてみたオレ。ピナレロは見た感じがいいので好感。ドグマ2はカラーリングも多数。兄は発注中だが(汗)

宿

色んな宿があったようだが、BBQ OKよ、という「伊予ロッヂ」を予約しておいた。男7人なんだが、なんとコテージ1棟が割り当てられていた。広くて、感じもいいぞ。気に入った。夜はBBQで飲む。その後、部屋の外にあるデッキでこれまたワイン。翌朝早いので、とっとと寝た。健康的じゃ。

朝-スタート

スタートが結構な混雑になることは想定していた。当初はかなり早めに現地で並ぶことを考えていたが、もともと7:30からという朝食が5:15からになったので、朝食を摂ってから現地へ。現地駐車場も確保していたが、駐車場は宿より遠いことが発覚。おかみさんにお願いしてクルマを停めさせてもらい、バイクで現地へ。すぐに着く。現地では6時過ぎに到着したと思うが、結構既に人が並んでいる。その間ぶらぶら待つのも、またよし。あんまり遅いと、帰りが遅くなりそうなのが気にはなったけれど。7時になり、列が動き出す。7:33だったか、スタート。

前半

クソ寒い、というわけではないが服装をどうするかかなり考えながら現地入りした。天気は曇り〜晴れというところか。ウィンドブレーカを用意していたものの結局脱いでしまった。上半身はアンダーアーマーのColdGear、足はレッグウォーマーを装備。これでいけた。気温は10度前後か?だから昨年の6度なんぞより相当暖かい状態だった。グローブは指切りだったが問題なし。

さてスタート。前半は下り基調なので、皆さん元気よく走る。今回は120kmにエイドステーション(AS)が9カ所あるので、ちょっとずつ進む感じだ。うちのメンバーもそこそこのスピードで走る...が、「景色を見ようよ」ということにしていたので、カリカリに走るわけじゃない。余裕ある走りだ。ブロックタイヤのオレは下りも足を回し続けていたが...。

AS数カ所。全部寄る。グレープフルーツ、そば、レタス、これらを徹底的に食する。水だってもらうぞ。バラエティに富んだルート、なかなかだ。

後半

確か「おいしい学校AS」あたりだったか。徐々に登りに入ってくる。多分10%を超えるレベルのエリアが何回か顔を出す。まわりを見ると斜めに走らざるを得ない人、歩く人など、結構苦しそうだぞ。そこを、アウター縛りの坂バカ君と、MTBでミドル縛りのオレがダンシングで走って行く。オレより、坂バカ君の方が変態指数は高い。ブロックタイヤをぶいぶい言わせながら走っているとまわりの方々の反応が様々で、MTBで来てよかったと思う瞬間でもあった。「MTB??」「ワイルドですね」「MTBに抜かれた」「...」その他。確かに、後でImageを見ると異様でもある。オレのFoesは10キロと軽量なので、普通に売っているロードバイクと2kgも変わらないのだ。

後半のASは、とうもろこし、パン(これがうまかったぞ、大満足)など。しばらくアップダウンが続きながら標高は上がって行く。1カ所だけオレが先頭を引いていたときにミスコースして、皆さん付いてきてしまった。すみません。駅に出て行き止まりだった。でも、行き止まりでよかったよ...。迷子になるところだった。なお、迷子になりそうなポイントはここ1カ所だけで、誘導は行き届いていたのではないかな。

いったん大幅に登り、牧場なんぞで休んだ後に小淵沢の道の駅のAS、ここで大福。4個くらい食ったかな?ということで、その後は淡々と走ってFinish!フィニッシュの時にクルマが入ってきたので、先に行かせる。でないと、フィニッシュラインで写真を撮ってもらえないからね。と思ってクルマをやり過ごすと、他の人たちがクルマについて行ってしまった。写らないよ!と言いたかったが、まあいいか。ってことで、ゴール!

フィニッシュ後

先にゴールした坂バカ君と兄がプラプラしていたので、他のメンバーを待つ。ついでに、最終ASとしてみそ汁とおにぎりをもらう。ステージ前に行ってみんなでImageを撮ろうとしたら、「BakaTorqueのみなさん!」と、ツールドあいちで一緒だったこるなご氏とばったり!相変わらず、あの大きなクランクを踏んでおられるようで。3番目にゴールした様子。男の子じゃ!ついでに、Imageを撮ってもらう。 こるなごさん、ありがとうございました。

あとは宿に戻って風呂、みんなよけいに食料を持っていたのでそれを夕食代わりに名古屋、大阪へ。お疲れ様でした!

感想

いやいや、いいイベントじゃないですかね。普段走っている人なら、距離、強度とも程よいだろう。運営も、1カ所ミスコースは仕方ないとしてポイントに人が居たし表示もしっかりしていたのでよかったと思う。コースは、さすが、よく知っている人たちがアレンジしたんだろうね。いいコース満載でした。

全体的にのんびりしていてリラックスして走ることが出来たし、景色もガスが出ていたものの、堪能。

ASは食べ物も充実していて、トイレの渋滞は仕方がないかもしれないけど3回目のイベントということでこなれた感じがした。

強いて言うと、参加者で一部マナー面でどうかな、というケースはあったけど。右側から抜いて行くのはいいんだが、クルマが通る ルートながら前方が詰まっているから左で1列になっているのに右に出て行く人や、信号待ちで一列に並ぶべきなのに右側に出てくる人やら。ちょっと考えてほしいな、と思いながら走った。

うちのメンバーも、結構いいペースで走破。全エイドで食べ物制覇。来年もよかったら、ふらっと行きたいね。

# あのマップもよかった!デザインもクール。


さあ、行くわよ。


現地。


今回注目、DT Swissのホイール。ちょっと繊細か?


伊予ロッヂ。作戦会議中。


BBQ!!


いやあ、いいですなあ。


たぶん、おいしい学校のところ。ASは充実!


はい、帰ってきました。


とちゅう、こんなところも。キャンプ場?MTBでよかった。



上はロードバイクの坂バカ君。下はオレ。MTBだと違和感あるねぇ...。
バイクにしてはオレ、でかいし。

11/11/20 Update