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MTB4時間耐久in木城
13/11/03@宮崎県児湯郡木城町

正式告知が出てこない

これを書いているのは、2014年2月。あれから4ヶ月程経過しているのでうろ覚えだけれどね。

さて、この木城MTBは、最高なイベントだ。ただ、一つだけ問題がある。正式な告知がぎりぎりにならないと出てこない。いつもWebで探しまわったりしているのだが、該当ブログは放置されているし、Facebookページをやっとこさ見つけて、そこに別の方が「いつですか」と質問していた。その回答は、「毎年11月の第一日曜です」というものだが、それはオフィシャルには一切出ていないので、我々エントラントはわからん!ということで運営の改善を激しく求めたい。

他のレースでもそうなんだが、日程が2-3ヶ月前にしか出ないものが結構ある。これ、困るんだよね。オレたちは仕事もあればプライベートもあるからねぇ。そんな中、A&F24時間レースは既に14年11月の日程が既に告知されている。これくらいでないと、スケジュール、費用、フライトなどの調整が出来ない。エントラントを増やしたければ、イベントの日程を早めに告知することだ。(さすがに、24h耐久レースは、早く告知しても出る人は限られるけどね)

そうすれば、本当に西日本最大のMTBイベントになれるとおもう。

 

で、その日程を確認したとたんに名古屋-宮崎のフライトを確保。ほら、中途半端なフライトしか残ってないジャン。仕方ない。現在、宮崎をベースとしていた兄が大阪と行ったり来たりしているので、現地で使える車が無い。そこでハイエースをしっかりと予約。

続いて、行きたそうな面々に声をかける。兄、D夫妻、Cくん、オレの5人で確定。D夫妻とC君で1チーム、オレたち兄弟で1チーム。5人のMTBも、ハイエースなら飲み込んでくれるだろう。

宿泊は、これまた無理矢理兄の家に押し掛けてしまった。

移動やらコースやら

輪行袋を抱えた面々。兄は大阪から先に宮崎へ飛んでいるが、我々4人もセントレアから宮崎空港へのana。宮崎に降り立ち、トヨタレンタカーでハイエース。4人+4台は楽勝で積むことが出来るね。兄の家泊。そこそこ遅く入ったので、酒も飲まずとっとと就寝。

翌朝、早朝から現場へ。天候は、ぎりぎり曇り。バイクを組んで、ピットエリアを確保。オレは、試走はいつも通り2周。1周目はウォーミングアップで、低いギヤで足をくるくる回す。2周目はある程度突っ込む。これで、走る時のラインを見極める。コースは、毎年とそれほど大きく変わっていない。調子は悪くない。今シーズン最後のレースということで気合いも入っているし。

コースは、走ると楽しいが、もうちょっと激登りやテクニカルな下りがあってもいいなあ、とふと思ったりするが、そうするとこのレースの良さがスポイルされる、ね。でも、やっぱりいいコース。フラットなエリアと林間セクションに大別出来るので、王滝仕様のCarbonalのステムを低くセットし、ロード的な走りをしたわけだ。

機材

オレのバイクは、レース専用...でもない?Carbonalだ。まだMTBを持っていないC君には、オレの愛機、Salsa El Mariachi Tiを使ってもらう。Dくんは、スペシャライズドのフルサス29。兄は、機材を換えただけで王滝100kmで20min短縮してしまったという、奇跡を起こした(笑)ビアンキ。確かに、フルサス26→フルサス29でも、大きなアドバンテージがあるわけね。D奥さんは、以前から使っている26のアンカー、しかも鉄。あんた、漢(おとこ)じゃ!あ、女子か。余ったので差し上げたオレのホイールが軽量で、これが更に効果をup。

とまあ、個性的な機材がずらり揃う。なお、この後にCくんはMy MTBを買ったのは内緒だ。

レース

さあ、本番だ。いつも通り、ナンバー順に並ぶ。オレは前から10列目くらいだったかな?150人がスタートするとして、横には5列。前に50人いるわけだ。他のMTBレースでも仕掛けがあるが、いい意味で木城は「実力が無い人を先頭でトレイルに入れない」形だ。これは滋賀/日野町のグリムと同じで、極めて有効だ。Aki Green cupも、同じ様に最初にゲレンデを登らせればいいんだよ。なんで、速く到達したはずのヤツが、最初のトレイルで引っかかってるんだ?難しいセクションでもなかろう。

ということで、兎に角、面白く考えられたコースなのだ。

さてスタート。こっそり、エントリーリストで「きゃぷてん」がいることは意識していた。一昨年も、デッドヒートを繰り返し、タッチの差で逃げ切った。今回もその再現であろう。他には、とても速いんだけどスタッフとして動いている人とか、色々。何回も来ていると、話したことはないのに顔を覚えていて、思わず言葉を交わす。これはこれで、とても楽しい。皆さん若いので、今後も走り続けられるのかあ、いいなあ。

ということで、フロントサスをロックアウトし、最初の坂を駆け上がる。この次点でだいたい10番目あたりか。目標は前回(2011年)と同じく、総合10位、クラスで表彰台。カーボナルMTBはとても軽く、そして硬い。こういうコースではとても有効だ。王滝では、ちとつらいけどね。

林間セクションでは26がよさそうか?といいつつ、29でもそんなに問題なく、リーンアウトでしっかりグリップさせながら曲がって行く。昔苦労したぐさぐさの路面が今はないので、がんがん突っ込んで行ける。楽しい!

うちら兄弟チームに加えて、もう一つの"BakaTorque 思いつき"も、3人チームで3-4位をいったりきたり。おお、表彰圏内じゃん!うちらは二人チームで4-5位のようだ。うがー!と、かなりプッシュした走りを続ける。

 

 

しかし、いつも思う。回りに、楽しそうな男女チームがいたりするのだ。大学生?会社の若手のサークル?女性陣も山ガールっぽい服装。それに引き換え、我々はむさい中年の男の兄弟。しかし表彰台を狙った走り。人間として、どちらが幸せなんだろう?多分、前者だ。でも、いいのだ。オレはここに戦うために来た。それでいいじゃないか。オレにも懇意な女性は、いた。初めの頃は、表彰台に立つと「すごい!」と喜んでくれていた。しかし、しかし。「オレが表彰台に立つ姿を見たくないのか?」「別にー。お買い物行ってくるわね」というのが、現状だ。

 

これが、人生だ。 This is life.

 

脱線したが、家族で楽しんだり、みんなでわいわいと楽しめるのが自転車イベントだなあ、といつも楽しさを感じる...が、オレたち 兄弟は殺伐と勝負に挑んでいるのだ。

中盤以降、雨がぱらつく。路面はスリッパリー。多くの人がスピードを落とすが、そこは経験値。多分、あまり変わらないタイムでラップ淡々とラップする。オレは、アノ、木の表彰状をもう一度手に入れたい、と思っていた。

レース終了

さて最後。「思いつき」チームは、Cくんが鬼の様に走っている。うちらは、兄が最終ラップ。ぎりぎり、「きゃぷてん」たちからも逃げ切った様に見えた。結果、「思いつき」チームはクラス2位!4位から3位に上がれるかと思っていたが、最後のCくんの走りが効いた。すばらしい。うちらは、残念ながら4位、しかし総合は10位。これは、十分でしょう。木の表彰状は入手出来なかったけど、この木城をしっかりと楽しめたからね。

レース後。雨がぱらついたりしているが、抽選会、表彰式と進んで行く。3人は、見事お立ち台get!おめでとう!うちらは、特になにも無いが、楽しかったのでよしとする。さらに抽選会では焼酎やらお花やらが当たった。

過去のページを見て頂いた通り、このレースで肉やら野菜やら米やらが賞品/景品になったりするが、これがいいんだよなあ。

レースその後

いやー、やっぱり、宮崎という時間がゆっくり流れる世界は、いいよなあ。純粋に楽しい。多くの人に体験して欲しいなあ、と思う。小丸川の流れを見ながら過ごす時間は格別だね。ベストは、コテージで焼き肉、なんだけど。2014年も、なんとか出たいなあ。コテージに2泊するか!

リザルト他

http://connect.garmin.com/activity/399739074

Gaminのデータ、面白いね。低心拍なオレだけど、180越えは事実かと。タイムも、意外に維持。

http://uf-gp.com/kijo4tai/result/
https://uf-gp.com/kijo4tai/files/b5e6086df16741b27599658b69227b331.pdf

チャレンジクラブの皆さんからも、なんとか逃げ切ったね。いやー、楽しかった。

レース後は、兄の家でBBQ。翌朝、宮崎空港から大阪+名古屋。お疲れ様でした!

 

今回は、ハイエース!便利だぞ。


ハイエース座席2列+mtb5台。見事。余裕。

さあ、現地。この時点では、くもり。この後、雨。

スタート前。元気。

老体にむち打つKD兄弟、兄。バイクは奇跡の20分短縮ビアンキ。謎。

その弟。

オレのバイク。Carbonalはパワフルだぞ。

メリダブースまで。

やった!2位!オレたちじゃないけど。おめでとう!

14/02/19 Update