Top > MTB >SDA王滝クロスマウンテンバイク100km2013年9月

セルフディスカバリーアドベンチャーin王滝クロスマウンテン100km
13/9/15

【Under construction】

イントロ

数えてみた。王滝100kmへの参加、11回目。だいたい毎年2回出ているが、2011年5月は、仲間と鈴鹿サーキットに行くことを優先した。で、その時は鈴鹿は大雨。台風が来てたんだよな。鈴鹿では120kmレースに出た覚えがあるが、雨が痛くて。ということで、満を持して、6:30を切るつもりでエントリーしたオレ。

しかし、今回は何時もより準備万端だった。まず、更なる設備投資。従来、フロントフォークはRockShox Reba29だった。いや、これは本来、これで問題は無い。しかしセッティングが出ず、燃焼出来ない王滝を3回程。しかし29erのポテンシャルはよく理解出来た。それを、RockShox SIDに変更。これで二日間、練習。しかしストローク不良があり、敢えなく修理へ。再度Rebaに戻し、休暇を取って走り込み。Rebaも、セッティングが合うと凄く良い。5月の、あの走りにくさはナンだったんだ?というくらい、走れる。

よくも悪くも、本番二日前の金曜日に、修理に出したSIDが戻ってきてしまった。いや、戻ってきてくれた?

バイク

と、前段が長いんだが、結果としてSIDを王滝用にチョイス。100mmストロークは、貴重である。
で、今回もCarbonal Gaea 29erで走る。前回も書いた通り、ハイエンドバイクなので、正直硬い。それでも、延べ3日間も山にいると、セッティングが見えてくる。結果、次のようになった。

SIDのサグ:20%、たしか65psiくらい
SIDの戻り調整:かなり亀側
タイヤ:F Schwalbe Nobby Nic, R Racing Ralph
タイヤの空気圧 F1.8bar、R2.2bar(体重は、67kg前後です)

更に、サドルを交換。オレにとってFizik Arione VSは絶対的なものなのだが、今回はImageの通り、敢えてフラットではないサドルをチョイス。WTB Silveradoなんだが、フラットではなく、真ん中がえぐれているタイプだ、Selle SMPほどではないが。Arioneではなくこれにした理由は、体を固定するために手足の筋肉を使う必要がなくなるからだ。股間の血流を維持する点においてどうかと思ったが、中央にくぼみがあるので、問題なかった。 ブレーキングや下り坂で体がどうしても前よりになり、ハンドルバーに体重がかかるのを少しでも避けることが出来る。登りは、あまり気にならないけどね。

タイヤは従来書いている通り。フロントは、砂利でのグリップが欲しい。リヤは、漕ぎの軽さ。この組み合わせは王道だね。

さらにポイント。後ろに背負っているバックパック、Deuter Raceの中の水は、いつも2l持って行くが今回は軽くするため1lだけ。これも功を奏した。雨が降る前提で、フロントのブレーキパッドを新品に。

前日

王滝村は松原スポーツ公園に到着。我々にとって、聖地である。ん?人が多い!昨年9月以降、参加者が増えてない?確かに2000年代は、余りに多いために抽選になっていた。今はそうではないが、しかし120kmに70人、100kmに1000人、42kmに500人。人気が盛り返してきたね。よかったねー。この勢いで、イベントが続くと楽しいよね。また、知り合いも9人、加えて先日ばったり新城のトレイルでお会いしたS森さんを入れると知り合いが10人か。凄いね。

確かに、人が多い。そしてブースが多い。さらに、各ブースは盛況なのだ。すごいや、これは。その後、バイクにセッティングを施す。細かいマシ締め、雨を前提とした養生、などなど。

宿は、今回初の「たかの湯」。いつものSeotoが満室だったので、少し高いがReserve。王滝は、御炊き2240のスキー宿が多いが、その中できちんとした、なんの不便も無い宿なのだ。夕食のメニューに驚いた。なんてゴージャス。朝も、おにぎりをもらったよ。

当日

いよいよレースだ。夜中に雨が降った様子。移動及び準備の間は雨も降らず。このまま行って欲しいと願うが、そうもいかない。4:10ごろ宿を出発。いつもより少し早めに到着した。5時過ぎにバイクを並べる。またも、いつも通り国旗掲揚台前。その後ドリンクや補給食を準備、トイレの列へ。5:10から5:35くらいまで待ったかな?いつもより少し長い?

レース

42kmにエントリーしていたみなさんと分かれ、兄と二人でスターティンググリッドへ。ついに6時を迎える。

最初のパレードラン。雨ということもあり、慎重なレース運びの皆さん。どんどんと前に出る。心拍165しばりとしたが、そこまで行かない。これ以上踏むと疲れるしね。アスファルトの登りの中で、同じくらいのペースの集団に位置取る。ここで、勝負の赤いジャージの、S森さんがやってくる。よかった、頑張りましょう!

ついにオフロード突入。無理はしないが、登れている。心拍は155-160を中心に、165は超えないように。途中、トライアスリートのhagi氏と一緒になる。彼は、ポテンシャルとしてはオレより一枚上手。でも、ちょっと仕事が多くてきつそう。しばらくは一緒に走るが、途中でオレが前に出る。スタート前に降り出した雨が、酷くなる。でも薄手のレインウェアを羽織って、ちょうど良いオレ。この辺りは経験値だね。

オフロードでは、ペースが同じくらいの方々と一緒なので無理をする必要が無い。心拍は160前後。この調子で進むぜ。無理はしない。第一チェックポイントに、登りを中心に到達。いやー、やはり逆で68km地点あたりの、あのガレ場は下りなんだが忙しいね。しかし29er+ストローク100mmのSIDであれば、全く問題ない。

登りも走れたが、下りもイケル!セッティングの甲斐あり、登りも下りも走れている。体調もよい。完璧なコンディション。こんなことは、そうないぞ。リーンアウトで、丁寧にコーナーを抜ける。前回死んでいたオレが、登りでも下りでも、あまり抜かされない。ふー。

第一CP通過。ところが、何も無い平地でパンク!まさかオレが、11回目の王滝でパンク?持っているチューブを、さささっと入れる。流石、このあたりは経験値だね。しかし...ポンプが壊れている!!オレのは、絶大な信頼を置くtopeakなんだが、往復とも空気が入るはずが往路が壊れていて、空気が入らない。うわあああああん。20分ほど格闘したが、ダメ。

えーい。もうええわ。推定、1.3barくらいの、ふにゃふにゃタイヤで走り出す。パンクを注意して、スピードを出せず。細かい凹凸を避けて、さらに、遅い!20分ストップも痛いが、この走れないというロスも大きい。でも、経験上、一度パンクすると必ず再度パンクする。ここは、慎重に 走らざるを 得ない。途中、止まっている人からポンプを借り、さらに第2cpで再度空気を入れる。2.2、よし!

その後、下りはイケイケ。殆ど抜かされなかった。ま、パンクストップが長かったので、自分より後ろから来た人たちとの戦いだったから、当たり前かもしれない。(失礼)

第3cpを越えて、最後の山ふたつ。何故か、ここはプッシュして走る。長い下りを終え、ゴール!6:52と遅いが仕方ない。今後はさらに速く走らねば。

ということで、たいしたリザルトを残せなかったが、来年9月に持ち越して、その時は6:30目標で頑張るぞ。

走ってみて

まず、オフロードを何回も走っているという経験は大切だなと感じた。また、ロードバイクだとポジションやギヤ比を煮詰めるんだが、MTBだとハンドルの高さ、サドルの位置、角度、タイヤの空気圧、フロントフォークのセッティングと、見るべき部分が沢山ある。これが楽しいんだけどね。で、この煮詰める時間が取れると、やっぱり王滝では有利という気がする。休暇を取って山に行った甲斐があった(爆)。 王滝を走ると、当然色んなところが痛くなるが、それが今回は殆どなかった。何故か、最初の舗装路で腰が痛くなったが、あれはなんだあ?ほんの少し、セッティングを見直すとずいぶん楽になるかも、という例だ。お試しあれ。

これも経験値だが、雨でもあまりパフォーマンスが変わらない気がする。でも、休憩やパンク修理をのぞいてGarminのデータは6:27だから、結果遅いなあ。第1−2CP間、走れなかったのが痛いな。これも、一つの経験。

ということで、あと1年、アスリート生活をせねばなりません >_<
ま、頑張りましょうかね。

今回は、レインウェアを来ていたので特に声をかけられず。Baka Torqueジャージを着ていた兄は、色々声をかけられたらしい(笑)。 「イスタンブールから来たんですか?」とか。今回、イスタンブールの彼はついにMTBデビューすることになっているけれど。

リザルト

129位/980名

ログ
http://connect.garmin.com/activity/376421395

バイクについては、基本前回同様。フォークが変わり、タイヤの空気圧を下げ、サドルを変更。


松原スポーツ公園は、盛り上がっているぞ。ここ数年来でも、非常にビッグイベントになっている?


これで3人3台、移動。

現地、松原スポーツ公園は充実している。

ゴキソ!

スタート前は、のんびり。

今回の栄養分。

遅くなってきたぞぉ。あと、そこそこ走れていたcp1までが前年同期比より遅い。プッシュしてもよさそう。

13/09/28 Update