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2013アキグリーンカップ
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エントリー一昨年とその前は、5hソロに出ていた。Zeroの皆さんと知り合ったのもこのレースがきっかけ。今回は初日に3hエンデューロ、二日目には20,60,80の3つのロングライドがあるとのこと。なんだか、写真を見ると爽やかなジープロードだ。楽しげなので、80kmに出てみるか!ということで、二日連続参戦決定。 移動+準備以前と同様、朝4時ごろに起きだしてVamosで小淵沢を目指す。雨が降っていたが、現地ではなんとかやんでくれた。念のためフェンダーを前後に装着。バイクは、最近導入したCarbonalだ。真っ黒の怪しげなマシン。すれ違う人に二度見される。なんだこれ?という感じで。3hを走るだけなので、飲み物はボトル2本。あとはジェルを5本ほどポケットへ。今回はZeroの方々やもっちーさんやら、別のチームで出ている。知り合いがいると、これもまた楽しいのだ。 3hソロレーススタート。コースは従来と特に変わらない。あまり渋滞するのもいやなので、前から5列目あたりで様子をうかがう。スタートしてとりあえず団子状態についていく。どうせ、最初のセクションで混むんだよなと思いながら走る。それほど難しいセクションではないが、速度は落ちるし不慣れな人もいるので、大渋滞。やむをえず乗車禁止のエスケイプゾーンを押して通行。ポジションは不明なれど、とりあえず付いて行くような走りをする。ZeroのSさんが追いついてきて、その後すーっと見えなくなる。速いっ。3周目でもペースをなんとか維持しようと頑張るが、両足が攣る。ふくらはぎ。ごまかしつつ走る。以前程、タイムががくっと落ちることなく後半まで頑張る。途中、2回程ストップしてジェルを摂取。ボトルの水分は2本で足りた。しかし、それなりにプッシュしたのでなかなかきつい。 途中、クリアラップが取れるとタイムが向上することには気付いていた。ある場所でノーブレーキで入って行ければ、明らかにタイムが速いのだ。他の人を避けつつ走ってみたりする。2:30経過したあたりで、sさんにラップされてしまう。残念!これは実力だもんなあ。ということで3時間経過。21位/85人。体調が風邪でずるずるのわりには、まあまあかな? https://connect.garmin.com/activity/311523387 車中泊小淵沢の道の駅で車中泊を決め込む。実はZeroの人たちと遊ぼうと思っていたが、風邪が酷すぎてとっとと寝ることにしたのだ。その前に温泉にもしっかり入った。ユックリ入ると気持ちいいね。車を動かさないことにして、ビールを飲んで睡眠。自由だ!楽しい! 80kmロングライド端的に言えば、ロングライドという言葉にだまされてしまったと言ってもよいだろう。オレは爽やかな空気の中、ハイスピードでダブルトラックを爽快に駆け抜けるオレを想像していた。アメリカ的なマラソンレイドというか。コース図を見ても、緩やかなアップダウンがあるだけに感じた。しかし、しかし。 スタートは昨日の3hと同じ場所。ここでも比較的前方に陣取る。スタート!最初のセクションを楽に抜けるために急いだ...が、早くついた人たちがどうやらこのセクションをクリア出来なかったらしく、渋滞。そう言う人はゆっくり行って欲しいね、とぼやきも出る。他のレースよろしく、1周目だけはゲレンデを登らせればいいのに。グリム、木城といった素晴らしいレースは、そういうレイアウトをわざと作っている。 なので、これまたエスケイプゾーンをバイクを持って走る。が、実はこれはあまり意味がないことにこの後気付く。 最初の下りを抜けると、アスファルトではあるが恐ろしい斜度と距離の坂を上らされるはめにはる。オレは1周目、昨日の疲れで体がぎしぎし言っていたのであまり飛ばす気はなく、体が動く範囲で淡々と走っていた。が、それでもかなり苦しい。オレと同じように、爽やかなロングライドを想像していた人たちは面食らったに違いない。オレはくらいまくった。しかし、上に上がると富士山やらまわりの山やら、美しい!驚いた!残念ながら疲れは吹っ飛ばないが。その後は緩やかなアップダウン、といっても最初が急すぎたので比較的ゆるく感じるだけで、結構のぼらされる。10km経過、もうええやろ!というところで、やっと下り基調に。下りはそんなに難しいところはなく、ノーブレーキでガーッと下る。Carbonal、なかなかよいぞ。(その後の王滝で、ずいぶん違う結果になるけれど) 一部平地で休みつつ、最後はシングルトラックのご褒美だ。不慣れそうな人がいれば、その前になんとかパス。ふー、やっと1周。だいたい1時間半ちょっとかな? 20kmの人はここで終わり。60,80はそれぞれ3,4周走らねばならん。オレは4周か。さて2周目。少し頑張ってみる。1周目にごりごりと走って行ってしまった人たちが徐々に落ちてくるので、じわじわパス。1周目、意図的に温存したわけではないけど、結果そうなったね。2周目が終わった所でトイレ、各補給。 さて3周目。まわりに人がいなくなってくる。自転車に乗るのもいやになってくるし。気分を変えて、富士山のImageを撮ったり。で、3周目終了。もう、完全に疲弊。正直、気持ちの部分、登りのきつさ、同じコースをもう1周という状況、王滝よりつらいと思った。多くの人がこれを王滝の前哨戦と思って臨んだと思われるが、まったく逆になった感じ。4周目に入る所でMCが。「決して無理する必要はありません。ここで終わる、それも選択肢でしょう」と。多くの人は心が折れたでしょうね...。 そしてそのMCの内容は、大正解だ。 オレは淡々と4周回目に入るんだが、「のこり10分です」とのアナウンス。あー、オレで足切り10分前だったのか、と認識する。オレがそう速いというわけではないが、平均程度の走りはしていると思う。それで足切りまでわずかとは、なんてシビアな。 で、4周目。そんなこんなで走っている人が激減する。一人旅が続く。女性をひとり、登りでパス。ここまで来ていることがすばらしい!と、賞賛している余裕もなく、痛いシリでなんとかペダルを回す。 うがー、ゴール! これはつらいレースだ。95人参加して、33人しかゴールしなかったらしい。なんというサバイバルレース。これ、次回もあるのかな?思い切って出てもよいけど、理由付けて欠席したい気分。MTBを軽く洗って、車の荷台に倒れ込む。動けん。アナウンスで「完走証があるのでどうぞ」と言っている。なんとか起き上がって行ってみると、既に受付は解散していた...残念。買い物も出来ず。 https://connect.garmin.com/activity/311523281 終わってCarbonalのポテンシャルがよくわかった。これは行ける。また、ロングライドという聞こえがよい言葉にだまされると大変だ。3hレースは、従来通りで楽しく走ることが出来たが、課題の自分の追い込みもまずまずだったかな? 来年?あれば、出ます。と、宣言しておくか...でないと、絶対でないもんね、これ(爆)
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あー、雨か!
会場の雰囲気。景色いいね。 コースディレクターはなんと、内嶋氏! 景色すごい!これがレースでなければ。しかし、それだけ登らされたってことで。 洗車して帰るかー。 |
13/06/09 Update