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第2回アースライド改めグレートアース宮崎
13/3/17

前回のリベンジか?

兄は現在、大阪に住んでいるのだが、家族が宮崎にいる。南九州というのは同じ日本なんだけれど、なんというか、香りがちょっと違うのだよ。で、やっぱり行きたいなあ、となる。昨年出たこのイベント、雨に降られたものの、名古屋から宮崎まで車で走るというおバカな企画で、最高だった。 なにせ、寝ずに走っていたら幻覚が見えた。人生初(笑)。 現地の雨は酷かったが、後半は晴れたし、なんだか宮崎だなあ、というムードたっぷりに過ごすことが出来て好印象だった。じゃ、また行くか?ということで慌てて関係者でスケジュール調整。

移動

DくんとSさんは車で突撃、兄とオレは大阪、名古屋からそれぞれ飛行機。オレは金曜の夕方を半休として、いったん帰って準備。自転車は車部隊のDくんに頼んでしまったので、小物と、あと月曜日は朝名古屋に戻ってすぐ会議なのでスーツで出かける。

宮崎に着いたら、駅前のマンションの両親宅へ。1泊、ビール、焼酎、ワイン、就寝。土曜日は受付の日だ。Dくんが「宮崎入りしたので、今から迎えに行きますよ」と。うちに上がってもらって茶を飲む。その後、受付のために現地へ。前回は大淀川沿いのエリアを使ったが、今回はフェニックスリゾート界隈。あのオーシャンドームの前が受付等になっていた。懐かしいと思いながら、行ってみた。兄は自転車で受付に行って済ませたとのこと。白戸太郎さん達がいてトークショー。いい感じだ。もう、なんだかとっても南国なのだ。

その夜は兄宅でBBQ。宮崎牛、宮崎ハマユウポーク、名古屋コーチン他。途中から意識が遠のいて行く...が、よいのだ。レースではないので。楽しい時間を過ごす。あー、もう満足。

当日

当日は、実はとある必殺技を使った。兄の家は宮崎市の南部にある。当日、自走で会場は20kmほどあるのだが、これをパスし、コースに途中から合流するという手を使った。これで、朝、少し多く寝たのだ。でも、結局終わった所で一ツ葉エリアから20km自走で戻るんだけどね。で、いきなり青島地区の公園に出る。最高だ!晴れている!暑くも寒くもない。こんなすばらしい環境に恵まれるなんて。

コース

図の通り。正規ルートで行くと...市内の幹線道路を南下、宮崎市の南部から海側の公園の中を走り、その後堀切峠、日南市をかすめて飫肥城、そこから他の方面に山を越える。その後、市内近郊、もろに市街地、そしてオーシャンドーム。前回大雨だった中でも好印象だったが、今回は晴天。あり得ない状態だった。

スタート

上述の通り、sneakした我々は快調に走り出す。堀切峠への道は、仕事でよく日南の王子製紙に通ったルートだ。懐かしい。と、去年も考えていたのだけれど、余裕が違う。なお、この3/17時点で既に「葉桜」になっていた。恐るべし、南国。堀切峠で記念撮影、その後は例の最高な海沿いだ。海は蒼いし、少し切り立った山も美しい。風はあまりないし、おまけにスタッフの人が先頭を引いてくれている(笑)。速度も、絶妙な32km/hくらいだ。技あり!このスタッフの方と談笑しながら走って行く。後ろは大行列だ。どうやらこの集団は人気だったらしい。路面はいいし、車はそう多くないし...これならイベントでなくても、晴れていれば走りに行ってしまいたいね。こちらへは、宮崎市内からも抜け出しやすいからね。名古屋だとどの方面に抜けるのも1時間、信号が多い市街地を走り抜けなくてはならない。それでも、かなりルートは開拓したつもりだけど。

今回は動画ばかり撮っていたので、あまりImageはない。しかし察して頂きましょう。さてその後、鵜戸神宮近くの小学校へ。ここは廃校なの?なんだか懐かしい感じがする世界。これもいいね!鵜戸神宮は駐車場に入るところが狭かったので、この小学校にしたんだろうか。でもそれは正解だったね。このエイドで飲み食い。休憩して走り出す。おお、先程のスタッフの方が待ってくれているではないか。なんて有り難い。御礼をいいつつ、しっかりついていく。

同じように海岸線を走ったあとは、飫肥城址だ。この城下町、相変わらずよいね。詳細は昨年を参照。昨年は、この辺りまで雨だったんだよね。飲み食い、散策。さ、ここからは登りが入ってくるぞ。

昨年はこの登りの途中でトイレに行くために脱落したんだった。しばらく平和な道を走る。そしてついに大戸野越を越える。この峠、結構きつくて距離もあるのだ。「じゃ、トレーニングペースで行ってくる」と行って、兄、Dくん、Sさんから離れる...が、兄がついてくる。最初はそれほど斜度はないので、サービスで?ハイペースで前を引く。しっかりついてくる...徐々に斜度がきつくなる。まだまだついてくるね...ちょっぴりダンシングでスパート。やっと、間が少し空く。よしよし。斜度が緩くなったところで、またも姿が見えてきた。普通、登りで一度離れると精神的に追いつけないはずなんだが...ということで逃げる。なんとか、田野の道の駅まで逃げ切った感じ?よいトレーニングになってしまったよ。

で、このエイドでもすぐみんな追いついてきて、まんじゅうを食べたり。ここで出てきたどら焼きがうまかったな...どこの製品か覚えてないや。なんだっけ。

ここからはお楽しみの下りだ。安全第一。しかしそこをアホみたいなペースで下る。自転車で70km/hを越えると、ちょっと腰が引ける感じ(こわい)。先程から目についていたが、偶然通りかかったという埼玉県からやってきた学生さん(笑)とペースが合ってくる。参加者ではないが、日本一周ツーリングをしているところ、たまたまこのイベントをやっていたので加わってみた、らしい。こういう最高なバカ(失礼)がいるから、いいよね。彼は荷物も満載だったから、きつかったに違いない。

さて、一通り下り終わると次は市街地に向かった郊外のルート。これがまた、よい。田畑の中だったり、川の近くだったり、道もいいし。ただ、自分が先頭を引くんだけどね。と、楽しんでいたらついに市街地に。市街地は、もう、仕方がない。車がおおいので車道、歩道をいったりきたりしながら、ついにゴール。完走賞をもらい、地鶏を食べ。くつろぐ。

その後

兄の家は前述の通り宮崎市内南部なのだが、宮崎市も広いので20kmほど自走で戻らねばならん。ところが、なんともマニアックなルートで、途中沈下橋まである。四万十川かい。帰宅、風呂、市内の居酒屋に行きましたとさ。

感想

いやいや、いいもんはいいです。改めてこのルートのよさを思い知った。どうしても自分の中では郡上ルート、能登半島、新潟越後妻有が上位としてあるが、次点というところか?グレートアースはあまり多くの募集を掛けないので、これもポイントかもしれない。やっぱり関東近郊の八ヶ岳GFなんて、運営も大変だろうしね。

134.9km、5:18 Merlin

 


ルートはこんな感じ。


認識を新たにせねばならん。それは、宮崎の焼酎と鹿児島の焼酎は違うということ。でもほぼ同じ?

一見、何もないように思うが...

これが真相。少し寂しいね。

トークショーやってます。


前の日は、とにかくこうやって夜が更けるのだ。

晴れておる!すばらしい!前を引くオレ。

引いて頂き、ありがとうございました。こうやって、人の尻馬に乗っかる人生も悪くないと、思っちゃいました。

13/06/09 Update