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ツール・ド・妻有
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ようやくエントリー!このツール・ド・妻有(つまり)は、越後妻有舞台にした「ヒルクライムロングライドイベント」だ。なんという大会なんだ!ランエボ仲間のかるびどんが新潟県は十日町に在住しているし、比較的近くの富山にまぁさんもいる。ということで、ライダーのまぁさんとともにエントリー。なお、エントリーそのものは即日で満員御礼だったらしい! 3年に一度、「越後妻有トリエンナーレ」が開催されている。その一環として始まったサイクリングイベントであったように記憶しているが、ツールド妻有自体は毎年開催されるものの、トリエンナーレと同時開催になる時は、そのためのジャージが配布されるのだ。だからかどうかわからないが、この3年に一度ってのは人気のようだ。昨年は、水害で道路が復旧出来ず残念ながら中止であったということもあるようだ。 そのジャージの由来、なんとライダーそのものが芸術品だから、ということだ。そうか、我々は美しくなくてはならん。 移動と前夜祭名古屋から富山方面、長野エリアまでの高速道路はどうってことないが、そこから先、もう少々ある。休憩を含めて5時間くらい走ったかな?ただ、自転車で7-8時間よく走るから、エンジン付きでの5時間はどってことない、はずだがまあしんどいね。しかし新潟方面への道の景色の美しさよ。日本は広くないけど、これだけ違いがあるから面白いね。 早朝に名古屋を出発、昼ごろ十日町「クロステン」で、まずまぁさんと落ち合う。「ついたよ」連絡をかるびさんに。おおぉ、ランエボの音が!いいなぁ。久々の3人での再会(お二人は昨年も遊んでいたわけですが)。昼食後、まぁさんといったん二人で軽く明日の最高標高地点まで(汗)走る。いや、いい景色ですな。これは凄い。結構な斜度だし...。明日のエイドポイントで休憩、クロステンで風呂、その後宿へ。17時過ぎに再びかるびさんと待ち合わせ、タナカクマキチ、ひゃら、えーっと最後のお店は記憶が無い...と、3カ所でがっつり飲酒。どうやって帰ったんだろう? 宿は十日町市内。そうそう、琵琶湖北岸や雪深いエリアには、融雪用のスプリンクラーがあるけれど、今回はそれが稼働していて、気化熱で涼しげでした。十日町はこぢんまりして、しかし色んな見所がある、よい町です。米どころだし、且つ外部に依存しないような独特の雰囲気が感じられた。 今回のバイクツーリングに出かけると、このMerlinのよさを感じる。「レースでは使えん」というのが個人的感想だが、レースでもそこそこのスピードで走れるのは間違いない。もしかしたら、いつの間にかレースバイクにもなっているかもしれないね。今回はこの軽量を活かし、アウターしばりで走ってきた。全く疲れない。すばらしい。コースは色んな路面があるので荒れている所もあるんだが、物ともせず。やや下りの高速巡航からダウンヒルまで、全く危なげない。ただ、このサドルがベストかはいつも自問自答しながら乗っているってのもあるなぁ。 でも、やっぱり見た目がよいっ。 集合、スタート当日は早朝スタートだ。車2台で現地駐車場へ。バイクを用意して会場へ入ると、既に人が沢山。昨日のうちに受付をし、ジャージを受け取っていたので、もちろんそれを来ているが、その黄色いジャージ一色だ。コロンビア製なんだが、日本にはコロンビアのジャージは流通していないのでサイズが難しかった。オレはかなり細かく計って小さめのサイズにしたつもりが、それでも逆に少し大きめでちょうどいいくらい。殆どの人は、かなりぶかぶかみたいだ。難しい所だが、これは案内にも大きいからね、と書いてあったので慎重に選びましょう。 よく見ると、そのジャージ、細かなロゴなど、細かくデザインされている。そのロゴをあしらわれた車は、もうそれだけで格好よいのだ。気分だね。 天気は最高!だから、暑い。ただうだるような暑さではない。気分よい。まだ30度ないと思われる爽やかな自然の中を走る。川沿いで緑が美しいところ。徐々に登る。おっと、エイド。しばらく山岳、その後田んぼの中の平地、直線。見事な景色!アップダウンを繰り返す。中盤、そこそこ苦しい登りを皆さんひぃこら登っていると、お姉さんが峠の上から「ガリガリ君がありますよー!」思わず気合いが入る。うまい。 中盤、棚田で有名なエリアを通過。美しいね!普段は車も二輪もあまり来ないと思われるエリアだが、ちゃんと案内看板もある。バイクを止めて記念撮影したりね。 エイドも充実、途中はそばもあったね。とにかく色んなアップダウンを通り抜け、無事115km、ゴール! 感想これはすごい。オレ自身は、色んなところに走りに行った。「これはすごいぞ!」と思える道って、いくつかある。そうだね、まずは郡上八幡への長良川ルート。続いて7月に行った能登半島。それらと同格なのが、この十日町だ。冬場は、深い雪に覆われてしまうであろう大地だが、だからこそ夏にがーっと行ってみたいルートだ。時間がある限り参加したいね。(特に、これに参加してしまうと、八ヶ岳GFにありがたみを感じなくなってしまう面もあるくらいだ) 120km走って、いわゆる獲得標高が2000m近い、ということは本来は結構きついはずだ。これに参加して「楽しむ」余裕を持つには、少々事前にトレーニングをしておく必要がある。名古屋-中津川で140kmの2200m上昇ということなので、これに匹敵しそうだ。オレはこの時、王滝対応で体はベストだったのでいい感じで走ることが出来た。が、とにかくトレーニングしてでも参加する価値はあると感じた。来年、ピナレロで行ったら、死んじゃうんだろうな。 とにかく、十日町の感じの良さを考えると、行かねば、な、イベントなのだった。 http://connect.garmin.com/activity/212372769 ps Imageをざっと見たんだけど、全て使いたいくらいだね!(含む:焼き肉屋) |
ここから、既に景色が違う。 十日町市はこぢんまりとしていい感じだ。 快晴! 最初の登り。すばらしい眺め。 我々はさておき...ずーっと直線。
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12/12/15 Update