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海の中道MTB耐久レース 2010 第2戦

エントリー

硬派に?テキストで迫るぞ。デジカメは持っていたんだが、慣れたレースでもあり粛々と走りに徹した為、デジカメを使うのを忘れていたし

最後までエントリーはどうするか迷っていた。いつも出ていた周りの面々は結婚だ子育てだなんだで忙しい。さらに、この時期はいつも次年度の経営計画を練るタイミングで、みんなそれぞれ責任ある立場だったりもするので、エントリーしないことになった。しかしオレとしては、木城の楽しい余韻もあり九州のMTBレースは出たいなあ、ということで、ぎりぎりでエントリー。あとで見ると、約100チームだったのかな。一時期よりは減っているので寂しいが、少し盛り返しているかも。また、チーム名や個人名を見ると強豪の皆様も集っていて、ある意味レベルは高いんだろうとも感じる。

マシン

バイクは、Foes。別ページを見て下さい。フロントサスのセッティングはちょっと迷ったが、いい案配の105psiとした。舗装路ではもう少し硬くてもいいと思うが、普通のオフロードではこれくらいがちょうどいい。サグも1/3ほどで、これがベストなんでしょう。Foxのフロントフォーク、おいしい機能が満載だが、ロックアウトのレバーと一緒にスローダンピング(ブレーキングなどでじわっと沈むのを防ぐ機能)のダイヤルが回ってしまうので、スローダンピングはそれなりにセットしたものの、意味がなくなってしまった。勿体ないが仕方ない。ロックアウトは積極的に使ったので、やっぱりリモートにすべきかも、とも思った。Foxのリモートタイプ、なかなか出物がないんだよね。

タイヤは前後IRC Mibro Marathon Tubed 2.1。日記に書いた通りだが、フラットな路面が多い海中ではノブが低い方が楽だ。グリップも問題ないと考えられる。当日の試走で、フロント2.2、リヤ2.5あたりに落ち着く。チューブはシュワルベ、バイク自体は10.0kgとまずまず。

問題は、曲がったリヤエンド。2週間前の転倒で、リヤディレイラーが内側に入ってしまっている。このため、リヤがローにあるときにフロントを変速すると、下側が引っ張られてチェーンがはずれ、サックしてしまいクランクが動かなくなる。これが出たら転倒してしまう(先週のように!)。コースがコースなので、フロントは変速せずに走れるのでこれでクリアすることとした。

やっぱりハンドルバーが近くて高いので、いじりたいね。

当日

レースは11時から。9:30に開門なので、余裕たっぷり。途中、いつも人工島のローソンに寄るので、それも見越して家から1時間、8:30に出発。コンビニでのんびり買い物して、結局9:10ごろには現地に着いてしまった。まあよい。のぉぉぉぉんびり1周試走、暖まったところでストレッチ、もう1周してセッティング、最後にもう1周。

コースは林の中が若干変更あり。しかしコーナリングに長けたfoesなら、林道が変更あっても全く問題ない。楽しく走ることが出来る。コース自体は例のごとく基本フラット、アスファルトの登りが2カ所、アスファルト手前の1カ所の草地がぐぐぐっと登りになっていてしんどい、というところ。楽しくばんばん走ることが出来る。ロードで鍛えた人がMTBデビューするにはいいコース。

問題は草地で、前日の雨を多分に含んでおり、沼になりそうな感じだった。事実、レース中は田んぼ状態に変化。全然バイクが進まなくなる。

3時間耐久ということで大したことはないが、栄養補給と水分補給をどうするか考えていた。先週、2時間ちょっとでハンガーノックになったオレ。一応2日間カーボローディングは行った。パワージェルをフラスコに入れた。foesはスカルペルと違ってボトルが1本しか付かないので途中交換が必要、ギャラリーを連れてきていないので自分で入れ替える必要がある。

レース

珍しく準備を早めに行い、2列目を確保。1列目は有名どころのジャージ、例えば福砂屋の皆さん他の方々が並ぶ。1列目が空いていたが、オレが1列目だと渋滞すると思い2列目へ。これは正解だった。福砂屋、林商店、イワイ、Daijaman、グラム、チャレンジクラブ、ブルーグラス...などお歴々のジャージがまぶしい。オレは今回は九州初上陸のBakaTorqueジャージとした。まあ、企業ロゴは同じなので気付いた人もいるかもしれません。ん?パナソニックの方もジャージが新しい?

さて11時にスタート。心拍が上がりすぎないレベルで先頭集団について行く...つもりが、当然ながら半周あたりで少し前の方から中切れが。当然、オレも追従出来ないのでそれなりのペースとなる。これは実力なのでしゃーない、が、前方にいたのでダンゴ状態にはならず、渋滞なく気持ちよく走ることが出来る。前後はほぼ縦一列。スムーズに走れるので楽しい

最初は自分のペースだったが、途中から林商店ジャージの方、イワイのジャージのお二方について3人パックで走る。最初は4:45あたりでラップしていて、そのあと5分くらいまで後退したが、お二方の後で安定的に走ると楽なのに4:45くらいにペースが上がっている。ほー、いいねぇ、楽しいねぇと思いつつ5周程。ところが「ロータリー」で、オレ一人何故かずる〜っと転倒、スリップダウン。いきなりフロントのグリップが抜けたんだが、気を抜いていたこと、フロントタイヤに泥が堆積していたことなどによるモノと思う。自分のミスだね。ここで折角の3人パックから脱落。情けなし。タイヤの泥は、先に心配していた草地が沼地になったようなところの影響。ここは角度もあるが、泥の粘りで足がめちゃくちゃ疲れる。その直後もアスファルトでぐっと登る。

その後は5分前後で周回。ペースが戻ってきた頃、今度はそのアスファルトをのぼったところで疲れからふらついた方がいきなりオレのバイクに突撃。まあこういうこともある!と割り切った。しかしそこでMavic純正のマグネットを落としてしまい、ストップウォッチが2時間12分で止まってしまい、ちょっと不機嫌に。オレのマグネット返せ!ってな感じ。それはさておき、相手の方も問題なさそうなので走り始める。しかし、タイムがわからない分コーナーやらを楽しくクリアすることに集中出来たので、これはこれでよかったのかも、と切り替え完了。

多分オレが周回遅れになったと思うんだが、終盤。パックで走っていた林+イワイジャージのお二方。イワイの方がアタック。林の方はモチベーションが落ちてしまったのかスローダウン。色々あるなあ、と思いつつ走る。トップクラスの方々も着実に走っているようで、すーーーーっと抜いて行く。以前はバビューン!と抜かれていたが、これは少しオレが成長したのかな?ほー、と思いながら見送る。

今回は転倒2回以外に、ピットストップ2回。1回はボトル交換、1回はカフェイン入りゼリーのゴミを置きに。転倒2回の時間が勿体なかったね。

今回意識した走り方。コーナーは、立ち上がりでがーっと漕ぐと疲れるので、バイクのコーナリング特性を使ってくるっと回るようにした。アスファルトの登りはフォークをロックアウトしてダンシング。バックストレートのアスファルトは風が強いので無理しない。沼地ではハンドルを切らない。下りのつづら折れは、リーンアウトでクールに。こんな感じかな。

リザルト

目標は総合15位。残念ながら16位でした!順位は今イチながら、そこそこ走れるなあ、という実感はあった。
http://www.fieldbrain.com/01bycycle/uminaka/resurut/10-2mtb%20resurut.htm

エントリー105チーム、完走94チーム。前回もドーナツGOGOの方々の次くらいだった気がするなあ。ま、いいんじゃない?楽しかったし。イベントとして海の中道はリスペクトしていない感はあったが、今回はスタッフの人が自ら進行するなどもあり、これはいい意味で手作り感が出てよかった気がするぞ。

2月末は兄弟で出ます!


リザルト抜粋。

 

 

11/04/16 Update