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Cannondale Scalpel 900 2004

 

2004MTB4時間耐久in木城に出た。その時、ヤマサキにバイクを借りた。そのVoodoo並に軽いバイクなら戦える!ということで、急遽一台追加することにした。

軽いこと。
出来ればまあまあのルックス。
TruvativやSramより、Shimano系コンポーネント
フルサス。

Giantの選定の時から「軽さ」が加わった。で、レースで速い人はGiantに乗っているなぁ、という印象が強く、Giant追加購入しようかと思ったが、色々見ていると各社それぞれ軽いバイクを出している。スペシャライズドは見た目が無難、TrekはいいけどちょっとだけCannondaleが好きかな?BSアンカーはなんだか本格的すぎ、という程度の選択肢でGiantとCannondaleの2本で物色、発見。もともと12kg程度、現在10キロ台。

フレームは、ちょっと固めの部類?2008年モデルからフルモデルチェンジになってしまったが、それでもこのバイクは前に進む。よい意味で最低限のリヤトラベル、軽さと使い勝手に優れるフロントサス、換えちゃったけど。

ただし、曲がらない。ホイールベースが長く作ってあるから、直進性が高いみたい。丁寧にリーンアウトに持って行って曲がるようにしている。慣れれば気にならないけど、これはオレ自身のポジションのせいもあるので一概には言えないよね。もう一台のfoesも同じようなポジションだけど、ぐるっと旋回する。とにかく加速感というか意のままというか。とっても新鮮で楽しいです。ちょっと繊細な感じがする?気軽に「どうぞ買って下さい」とは行かない価格だけど、走破性を求めたりとにかく駆け抜けるぞ!という時にはサイコーでしょう。大切なのは、「これならレース走りきれるぜ」という実感がびしっとあるところかと。

しかし、ここまでいじくりまわすんだったら、最初から高いバージョンを買えばよかったかも?

最終的に、王滝に投入。ばっちり。右上のImageは王滝仕様。

●リヤサスのボルト

完全無欠のスカルペルに、ロータス/ヨーロッパのフロントスタビライザーにも似た(?)弱点が。それは、右下のImageの、リヤサスの下側リデューサーの部分のボルト。このボルト、通常のステンだとおもうがよく折れる。2005年-2011年で、5本くらい折った。これが折れると、急に安定性が損なわれる(が、なんとか走れちゃう)。逆に、如何にMTBにおいてはリヤが大切か、ってことかな。

  オリジナル(www.cannondale.com) 現状 念のため
Frame Scalpel 178,000 当時。900完成車は298,000
Fork HeadShok Fatty Ultra Rockshox SID Race 94,500
Rear Shock Fox Float L Pro-Pedal w/remote lockout included
Rims Mavic XM117 disc, 32 hole←MAVIC819でした! MAVIC Crossmax SL Disc 105,000
Hubs Cannondale Lefty front, Cannondale Fire disc rear Mavic -
Spokes DT Champion MAVIC -
Tires Continental Explorer foldable, 26 x 2.1"

←付いていたのはHutchinson Scorpion26X2.0

IRC Serac Tubeless

9,600*2
Pedals

Shimano PD-M520←違うのがついてた。VP

シマノPD-M970 XTR 12,854
Crank Shimano M510, 22/32/44←Deore XTR96 43,500
Chain Shimano 9-speed XTR/Dura 7701 2,700
Rear Cogs SRAM PG-970, 11-34 XTR96 11-32 15,200
Bottom Bracket Shimano splined←Deore Shimano XTR96 included
Front Derailleur Shimano LX Shimano XTR971 8,222
Rear Derailleur Shimano XT Shimano XTR971 14,529
Shifters Shimano LX Shimano XTR970a 18,600
Handlebars Cannondale Fire Easton EC70Carbon 12,390
Stem Cannondale HeadShok Si 3T ARX-TEAM -17 120mm 11,500
Headset Cannondale HeadShok Si

WOOdman AXIS HS

5,000
Brakeset Shimano M-525←Deore XT760+BREAKING Roater ローター 4,500*2 キャリパー10,200*2
Brakelevers Shimano M-525←Deore XT760 6,570
Saddle Fi'zi:k Plateau Fi'zi:k Arione 15,900
Seat Post 6061 alloy one-piece ←Cannondaleの文字 included
Colors SoBe Team Replica (gloss) (SOB).
Jet Black (gloss) (BLK).
Jet Black (gloss) (BLK). -
Sizes S, M, L, XL Mです -
Weight 10.8kg 合計 593,065

Scalpel Geometry Chart (unsagged)
Size Small Medium Large X Large
Seat Tube Angle (degrees) A 73.5 73.5 73.5 73.5
Head Tube Angle (degrees) B 70 70 70 70
Horizontal Top Tube Length (in/cm) C 22.0/55.9 23.5/59.7 24.5/62.2 25.5/64.8
Seat Tube Length to Top (in/cm) D 18.5/47.0 18.5/47.0 22.0/55.9 22.0/55.9
Chainstay Length (in/cm) E 17.1/43.3 17.1/43.3 17.1/43.3 17.1/43.3
Fork Rake (in/cm) F 1.8/4.6 1.8/4.6 1.8/4.6 1.8/4.6
Bottom Bracket Height (in/cm) G 12.5/31.8 12.5/31.8 12.5/31.8 12.5/31.8
Wheelbase (in/cm) H 41.8/106.2 43.3/110.0 44.5/113.1 45.5/115.6
Trail (in/cm) I 2.3/5.8 2.3/5.8 2.3/5.8 2.3/5.8
Standover Height (in/cm) J 28.1/71.4 29/73.7 30.3/77 31.2/


晴天の王滝走行後。


剛性の要。Scalpel+Woodman+SID+CrossmaxSL DISC。一時期、「剛性低い?」と思っていたが、ホイールのスポークを締め直したら最強に。SIDとWoodmanは微妙か?と思っていたが、誤解でした。

問題のリヤサス装着部分。サスペンション下部のねじ穴が空っぽだが、これが折れるんだな。

 

 


11/11/20